[Gear Log #03] REJECT Arcade Controller WIP ハイタニの原点 ― 格ゲー五神への道(前編)

[Gear Log #03] REJECT Arcade Controller WIP ハイタニの原点 ― 格ゲー五神への道(前編)

REJECT Arcade Controllerの監修を務めるハイタニ自身について。「格ゲー五神」の一人として知られるハイタニは、いかにしてトッププレイヤーへの道を歩み始めたのか。その原点に迫る内容をお届けします。

● 格ゲー五神・ハイタニの原点(前編)

ゲームを始めたきっかけ

――ハイタニさんはいつ頃からゲームを始めたのでしょうか

小学校1〜2年生の頃ですね。友達の家でファミコンとかスーファミとかをやったのが最初で。ちょうどその時に『ストリートファイターII' TURBO』が出てて、みんな持ってたんですよ。

今で分かりやすく言うと『スマブラ』みたいな感じで、誰の家に行ってもある。ゲーム機を持ってたらみんなスーファミも持ってて、『ストII』も大体男子の家に行けばほぼある、みたいな。うちにも小2くらいの時にスーファミを買ってもらって、最初に買ってもらったのが『ストII』、『ストIIターボ』でしたね。

幼少期はどんな人物だったか

――今は冷静にゲームをしているイメージがありますが、幼少期はどのようにプレイしていましたか?

夢中でやってる感じでしたね。勝ち負けにこだわるというよりは、ずっと夢中でやってて。周りは格ゲーをやりながら色んなゲームもやってたんですけど、自分は特に格闘ゲームにハマってて。最初の方から友達の間では勝ててたんで、そんなに感情的になってた記憶はないですね。勝って嬉しい、負けて悔しいというよりは、楽しくてずっとやってる。その感覚でしたね。

競技プレイヤーになったきっかけ

――幼少期から2015年にプロになるまで、ずっとゲームには触れていたんですか?

基本はずっとやってましたね。昔はゲームセンターの方が新作が早く出るんで、ちょっと大きくなると「新しいのがやりたい」ってなって。小6の時に『ザ・キング・オブ・ファイターズ '98』がすごく好きで、どうしてもやりたかったんですけど、当時の人気作って対戦台しかなくて。やってもすぐ「乱入」されて、負けると1試合で終わっちゃう。1人で練習する環境がないんですよ。

それで、ゲームセンターで人の試合を観察したり、前作を友達の家で練習したりして。その結果KOF'98で一気にスキルアップして、街のゲーセンでは負けなくなりました。
それが僕にとって最初のゲーセンデビューというか、節目でしたね。

――そこからさらにのめり込んでいったんですね

中学校を卒業してアルバイトができるようになってからは、もう楽しくて(笑)。自分のお金でゲーム代を稼げるし、原付で移動範囲も広がって、「ゲーセン行き放題」みたいな夢のような感じになって。

その頃、通ってたゲーセンでは『ヴァンパイアセイヴァー』が流行っていて。2004年に『闘劇』っていう全国大会——今で言うEVOのような大きな大会の種目に選ばれたんです。「一回出てみたいな」と漠然と思ってたら、ちょうどやってたタイトルが入ってたんで出てみたら、優勝できたんです。

――いきなり優勝ですか!

優勝した時はまだそんなに競技的な感覚はなくて、遊びの延長みたいな感じで。
でも運よく優勝できた後に、「自分はどれぐらいやれるんだろう」って気持ちが出てきたんです。
闘劇は毎年あるんで、そこから優勝を目指してやりこむようになって。そこらへんから強くなろうと思ってやりだした感じですね。

What's next? ── 格ゲー五神・ハイタニの原点

次回は「格ゲー五神・ハイタニの原点(後編)」をお届けします。

プロゲーマーとしてゲームライフや葛藤、ストリーマーへの転向などより詳細に迫っていきます。

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